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音楽科進学のためのレッスン頻度

レッグウォーマー。黒い糸は大変でした(;^_^A

こんにちは。

ピアノの先生方から「マリコ先生はソルフェージュいつからレッスンしたの?」と聞かれることが多かったのでお話します。

「ソルフェージュ能力を高める幼児期のピアノ指導法の研究」&音大受験を考える

岩手ピアノ教室【ハルモニア】高橋麻利子 2014年8月発表 「ソルフェージュ能力を高める幼児期のピアノ指導法の研究」 専修大学北上福祉教育専門学校研究紀要     自分で読譜できる ...

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ソルフェージュ

  1. 音を聴きとる、それを楽譜に書き表す。
  2. 音程・リズムを正しく歌う。
  3. 楽譜を瞬時に読み取る。
  4.  1~3を自分の演奏に生かす能力がある。

私の絶対音感、ソルフェージュ力に一番先に気づいたのは、幼稚園の先生です。

幼稚園で歌っている曲をオルガンで伴奏をつけて弾いていたそうです。伴奏、といってもドードー、くらいだと思うのですけれど。

音楽とは無縁の両親に、熱心にピアノを習うことを薦めました。そのときの連絡帳は宝物です。

今、幼稚園の先生を目指す学生たちに教えているのは、不思議なご縁ですね。

小学生のときに師事した怖い先生が、父親を呼び、「聴音」というものをレッスンした方が良い、ということを説得しました。

ピアノと聴音、怖い先生のもとで震えながらレッスンに通います。(笑)

 

親Q: ピアノレッスンに 親の付き添いは必要ですか?   <私の経験したレッスン>

ピアノレッスンで、親が同席できる教室とお子さんだけで行う教室があります。 ピアノ教室 親が同席、できるできない 親が同席するピアノレッスン ① 小さいお子さんのリトミックレッスン。親子で一緒にレッスン ...

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この怖い先生が岩手を離れてから、私のピアノは暗黒の時代に入ります。

何しろ、音楽とは無縁の親。「音大受験対応しますよ」という教室に放り込んで安心していました。

私の親は、先生の学歴、経歴をチェックする、ということを知りませんでした。

これは非常に重要なことです。

高い所に上がれば上がるほど、見えているものが多いのです。

「音楽」というものに関しては、どこで学んだ人なのか、はとても重要です。

いえ、東京のカリスマ美容師さん、お世話になっている内装屋さんも同じようなことを仰っていました。

「音楽」はどの先生についたか、が重要なので、プロフィールに師事した先生の名前を書きますでしょう。

講師紹介

高橋 麻利子  たかはし まりこ 花巻出身、花巻北高校、東京音楽大学卒業。 現在:ハルモニア主宰、専修大学北上福祉教育専門学校保育科講師、(社)全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)会員。 経歴:花巻北高 ...

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さて、高校に入って、光が差します。社会の先生に、「マリコは東京さ行って勉強しろ。」と言われます。

その先生のお嬢さんは、高校の先輩ですが、早稲田大学に入り、今、ジャーナリストとして活躍しています。

夜中の3時の列車で東京へ。怖かったです。怖いより、音楽に夢中でした。

高校の校長先生も応援してくださいました。「東京音大に入るには、マナーが出来ていなければダメだ。」と仰り、昼休みに何度も校長室へ呼ばれました。

音大へ行くつもりだ、などとは周りは知りませんでしたので、「マリコ、なにかよっぽど悪いことしたんだな・・」「今日も校長室かよ。」と。(笑)

 

音楽を勉強するには、お金がかかります。

お金がかかるのに、回収はできません。

大学卒業後も毎月、ピアノ、声楽、指揮法のレッスンに東京に通いました。

自分が演奏活動をしている間は続けました。

レッスンを受けずに他人の前で演奏するなどと、図々しいことはできません。

図々しいのは、ものをご存じない方ね。私がどのように勉強してきたかなどと、気恥ずかしいことを公言することは憚れましたが、マリコ先生、ばーさんになったので書きますよ。あまりにご存じない方が、簡単に音楽の道を薦められる、そしてお金をかけたくない、と。矛盾しているのです。

世の中、簡単に手に入るものなんてありませんよ。

SNSの嘘っぱちに騙されてはいけません。「ピアノを習うのに先生の学歴は関係ない」という「ピアノ教室運営HP」をいくつも見ました。それをお書きになってらっしゃる方、何をご存知?どんな子を育てあげました?小さいときはコンクールでいっぱい賞を取ったかも知れません。その子の心、元気に育ちました?

小さいとき、ではないのです。高校生になって・・

高校生になって・・

どういうピアノを弾いていますか?

心が元気ですか?

お勉強はできますか?

何をするのでも、学校の勉強は大事です。

クラシック音楽では、頭のよろしくない方の演奏は、音にそのように表れますので、魅力がありません。

最も大事なのは、心がちゃんと成長したか、ということ。自己管理できない、依存性の強い人になっては、一生苦しみがつきまといます。

“心を育てる”ピアノレッスン

心が育っていないと、何事も極められません。 スポーツ、勉強、仕事・・なんだってそうでしょう。ある程度まで行きますが、それ以上伸びない。伸びない原因が、自分ではわからない。何かが違う、と気づくけれど、何 ...

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音楽科進学のためのレッスン頻度

入試科目は次の記事に書いています。

音楽進学☆音楽科入試科目

庭のスモークツリー。レッスン室でドライに。 音楽科入試に備えて 音楽科を受験するには、学校以外での勉強が時間・費用とも膨大でした。「でした」という過去形は、最近、随分と軽減されています。特に、国立大学 ...

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これだけのレッスンを受けるのですから、費用もかかります。

それで「高校音楽科」というのがあります。

高校の授業内で「聴音」や「コールユーブンゲン」などをやってもらえるのですから、家庭の負担は減ります。

・・が・・

今、公立の高校音楽科に入学させていない理由はなに?

はい、理由はいくつかあります。

参考

  1. 経済的負担が少ない、のは高校のときだけ。有名私立音楽大学に入ると、それなりの経済力がある家庭ではないと、色々ついていけない。
  2. まずは勉強、と言って育てて来ているので、音楽大学に入れる力があっても、他の能力も高いので、高校生のときに選択させている。
  3. 公立高校音楽科出身の方で進路変更したい、思うように仕事に繋がらない、と相談を受けることが多い。一途な世界から音大に入ったので、見えていたものが少ないから。

大きな理由は3つです。

 

それでは、当教室で音楽科進学の場合、どのような頻度でレッスンに通ったか、お話します。

有名音楽大学

  • 私がピアノとソルフェージュ。週一ずつ。ピアノ曲が大きいので、ピアノレッスンと別日にソルフェージュをやることが多かったです。
  • 遠方の先生にコンコーネの指導。週一。
  • 他楽器の場合は、県外の藝大卒の先生にお願いしました。週一。
  • 受験する大学の先生に1週おきにレッスン。受験間近は毎週。

短期大学音楽科

  • 私がピアノとソルフェージュ。週一ずつ。
  • 声楽科の場合は、受験前にその短期大学出身の先生に。週一。
  • 受験間近に、その短大の先生のレッスンを数度。

最近、短期大学へは音楽科に限らず入学させていません。4年制大学です。

ピアノ教室☆卒業生進路 

こんにちは、北上花巻ピアノ教室【ハルモニア】高橋麻利子です。 当教室入会理由で一番多いのが・・ お父さん 「勉強して欲しい」 ・・・・・ん・・・・?ピアノじゃなくて? そうなんです! 入会理由トップが ...

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国公立大学教育学部音楽科難関校

  • 私がピアノとソルフェージュ。週一ずつ。
  • 遠方の先生に発声とコンコーネ。週一
  • 何度か、私が東京にレッスンへ行くとき、一緒に連れて行ってレッスンを受けました。

高校の担任の先生と何度もやり取りをして薦めました。

 

国公立大学教育学部音楽科

  • 私がピアノとソルフェージュ。週一ずつ。
  • 高校の部活動の先生に見ていただく

このコースが一番経済的に費用はかかっていません。部活動の先生とこまめに連絡を取り合いました。

その分、専門性が低い、と認識してください。けれど、教員になるのですから音楽だけではなく幅広い知識が必要とされます。

 

その他の費用の話

有名音楽大学を目指す場合、お母さんの「マネージメント力」みたいなもの、が必要です。

時節ごとのご挨拶、発表会や何かお世話していただいた時のお礼、演奏会に出演したとき来場者への気配り。それは、レッスン料以外の費用になります。

難関音大に行けば行くほど、この費用はかかります。それを知らずに「山売るから大丈夫!」って、そういう話ではないのよ。費用と人との関わり、なの。

この地は文化度も低いし、経済的にゆとりもなく、だからと言って人が悪いわけではなく、それぞれが一生懸命生きてらっしゃる。お稽古事の慣習をご存知なくても仕方がないと思っています。昔、生徒が「音楽の道に進みたい」と言えば、コンクールもレッスンも親が同行しなければ私が連れて行き、何倍も補講しそのお代は頂きませんでした。

それが「もー、止めた!」になったのは・・・(笑)

結構難しい国公立教育学部の音楽科に合格した子がいました。小さいときから通っていて、受験、というので何度も面談をお願いしましたが、あれやこれやと理由を言って一度も来てくださらず。私一人では対応できない難しさがありましたので、「受験にはもう一人先生に通ってください。」と電話と書面でお願いするも、「経済的に無理だから、マリコ先生だけのところしか通えない」と。それでも頑張り屋さんで良い子でしたから、一発合格!ところが・・「こんな大学入れるためにマリコ先生のとこ通わせたんじゃねぇんだよ!」と怒鳴りつけられました。親御さんが、高校の難易度を体験したことがない方だった、ましてや「大学」は架空の世界だった、ということです。

この件以降、音楽科進学はご両親とお会いしてお話、が条件にしています。どんなにその子に能力があっても、です。その子の能力、家の経済力、ご両親のサポート体制がなければ、音楽科に入っても苦労するだけです。他教室から音大卒業後、ご相談に見える方は、そのどこかを落として来てしまっています。

生徒が上手くなるのが私の生きがいでした。けれど、あの怒鳴りつけられたのが「天の声」だったんだわね。(笑) そんな無理して育てても、無理の先には無理がある、と。

私自身が「利用されない生き方」をしないと、身体を壊す、それは結局は良い生徒たち&親御さんたちに迷惑をかける、と気づきました。

子育て、教育ってお節介、余計なお世話をする人ではなくてはできませんよね。その兼ね合いが私はわからなかったのです。いいように利用する人は避けなくては、ね。

 

教えることは教えて(知らずにいることが恥ずかしい)、無理せず、今ある状況の中で、その子がどうやったら伸びるか、と考える。それが課題です。

 

音楽の道に進むということ

芸術は、ゆとりがなければ無理。覚悟して生きる、です。

教員は幅広い知識を求める、のであって、専門性で悩むと自分が苦しくなります。

 

「ソルフェージュ」は大事です。

指導者になったとき、聴こえているかどうか・・

聴こえていない「大先生」が、聴こえているふりをしているのは、わかります。

虐められました。(笑)

虐めるのは、低い人 です。

苦しんでいる人 です。

聴こえた方が楽しい、音楽は楽しい。

心と経済力にゆとりがあったら イジワルしません。

だから、勉強しなくちゃいかんのです。

岩手県北上市・花巻市 ピアノ教室【ハルモニア】

TEL 08084933718

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マリコ

岩手県ピアノ教室【ハルモニア】高橋麻利子です。音楽を通して、子どもたち、お母さんも元気にしたい!食べること、犬、花、写真、絵画鑑賞、編み物が好き。頭の中は常に「次なに食べよ♪」。

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