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プロピアニスト、音楽大学の先生によるレッスン|第61回ピアノ・レパートリー・テスト|一流から「品」を学ぶ

犬のお誕生日ケーキを作りました。

お庭で採れたブルーベリーを入れた レアチーズケーキ。

台は大豆クッキー、甘味は甜菜糖です。

作っているときから大興奮。自分の、ってわかるみたいです(笑)

 

 

第61回ピアノ・レパートリー・テスト

「ピアノ・レパートリー・テスト」は、ピアノ教室ハルモニアのオリジナルです。

論文「読み・書き・ピアノ」「ピアノ・レパートリー・テスト」

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ピアノを習っていて、「なんか弾いてみて」と言われて、楽譜なしノーミスで弾ける曲がある、ということは、 常時コンクールに出場しているようなお子さん以外、まず、ありません。

長年、高校、幼稚園の先生を目指す学生に音楽の授業をしてきて、それでいいのだろうか、とずっと疑問に思って参りました。
どの子も、確実な力をつけたい、と年4回開催しています。

 

いつでも いくつになっても弾ける曲がある! ピアノレッスン

いつでも弾ける ピアノの曲 ありますか? 幼稚園の先生を目指す学生たちにピアノを教えています。 一番最初の授業でアンケートを書いてもらいます。 ピアノを習ったことはありますか? 何年くらいやりましたか ...

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第56回ピアノ・レパートリー・テスト|数曲暗譜連続ノーミス演奏|教育は「回る」

バーガンディ色のブーケ 冬に彩りを添えて Thanks   ピアノ・レパートリー・テストとは? ピアノ教室ハルモニアのオリジナルです。 ピアノを習っていて、「なんか弾いてみて」と言われて、楽 ...

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第58回ピアノ・レパートリー・テスト|広い会場とフルコンを生かした演奏とマナー

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【生徒の声】プロピアニスト、音楽大学の先生のレッスンを受講して

♪中学2年生(北上市)♪ 

・・などについて教えていただき、より正確に音を出せるように意識できた。

他にもたくさんのことを教わったが、それらのほとんどに「なぜそうするのか、そうなるのか」という説明があって、自分の中ですごく納得できたし、それらが分かってとても面白かった。

♪中学3年生(北上市)

最初は緊張したのですが、初めに曲を弾いて(アドヴァイスを受けて)曲が明るくなって、楽しく(レッスンを)終われました。

先生のオーラが輝いて見えました! 会うまでは冷たい先生かなと想像していたけど(中学校に来る先生がそうだから・・)会ってみたら、明るくて楽しい先生でした。

♪高校1年生(盛岡市)

先生に「何を考えて弾いているの?」と聞かれて、すぐに答えられなかった。自分は全然考えずに弾いているのがわかった。

♪小学5年生(西磐井郡)

・・・ということを教わりました。それに気を付けたら、上手く弾けるように(弾きやすく)なりました。

♪中学1年生(北上市)のお母さま

大変ありがとうございました。貴重な経験、贅沢な体験をさせていただいたと、帰りの車の中でも話が止まりませんでした。

あの後から、家でも気持ちよさそうにピアノを弾いています。なんだか笑えて、こちらも嬉しくなりました。本当にありがとうございました。

一流に触れて欲しい

教室開設当時から、私のポリシーは、子どもたちに「一流」を触れさせる。

指導者、聴く音楽、絵画・・

 

さて、一流は何が違うか・・私独自の偏見で挙げてみました。

一流はここが違う、音楽家の場合

  • 圧倒的練習量が違うのに、表に出さない。
  • 腰が低い。偉ぶらない。
  • 普段は目立たない。ブランド着る必要がない。ステージで激変!別人になる。
  • 直観力が鋭い。
  • 聴こえているもの、見えているもの、相手が考えていることを見通す力が並外れている。(だから美を作り出す。)
  • 明るい。
  • 継続力、持続力が並外れている。
  • 読書量が膨大。
  • 食通。
  • 趣味多彩。
  • 健康。
  • 字が奇麗。
  • 部屋が奇麗。
  • 紡ぎ出す言葉が奇麗。
  • そもそも、脳味噌が違うと思います。
  • 幼少時から優秀。(耳が完成するのは幼児期で、9歳くらいから劣化して行く。)
  • ご両親が素晴らしい。

ひっくるめて、一流には「気品」があります。

私の昔かたりをします。(やだねぇ・・)

私の周りのどこを見渡しても「気品」というものは存在しませんでした。街にも「品」はありますからね。ないわけです、どこにも。

幼児期、私の心を震えさせたのは、たくさんのレコードから流れ出るクラシックの音。そして、伯父から毎月のように送られてくる東京の老舗名店のお菓子でした。

レコードとFMから聞く音楽、東京のお菓子とパッケージ。それらになぜ心惹かれるかというと、それは私の身の回りにはないもの、だったからです。高校生になって、東京に行くようになり、それらが「品」というものなのだ、と言語化できました。

「品」は、親が教えてくれたのではなく、伯父、大学の先生や先輩・友人、バイト先の奥様でした。品があるない、がわかると音楽の楽しみも変わって来ます。音にも品格、があるのです。

 

 

 

 

「品」は継続でしか生まれない

私のお弟子さんたちに、一流=品格 に触れさせるのは、何であっても、その違いがわかるほど努力した人と、口先ばっかりの人では違う、ということを体得して欲しいからです。そのひとつとして、ピアノを一生懸命学ぶ、です。ご縁があって、私のところで音楽を学んでいるのですから、校内合唱コンクールの伴奏、を目標としてはいかんのです。もっと先、もっと高いところに視点を置く、そうすることによって見えてくるものの量が違います。

今、周りにどれだけ品のあるものがありますか?私は時折、見直します。常に意識しないと、堕落してしまいますから。

 

どんな職業であっても「品格」はあって、ある人とない人がいます。

どんな物にも、「品格」のある物とない物が存在します。

 

トラブルが起こる、眉をひそめる状態が起きる、のは品位がなくなったとき、です。災難というのは、誰にでも起きますけれど、できるなら小難の方がいい。身を置く場所を良いものにしようとしておくと、小難で済む、と確信しています。

いつも美味しい野菜をゲットする方がいて、どちらでお求めですか?と伺いました。行ってみたら、お世辞にも奇麗とは言えない店舗。「〇〇が欲しいんです。」と言うと、ご主人は無言でゴソゴソと選び出し、私の手にのせ、説明が始まりました。お値段はえっ?と思うほどお安い、適正価格。これぞ、八百屋の品格、です。ちょっと痛んだようなのを下にして普通の値段で売ったら品位がない、わけです。

その八百屋さんを教えてくださった方は、とても品位があって憧れています。高級な洋服を着ているわけではない、けれどいつも奇麗にしてらっしゃる、字と文は美しい、多趣味で習い事のひとつは、学生時代から数十年、東京の師匠に通ってらした、と。今回のレッスンについても、そのピアニストのファンである方だったので、「生徒さんたち、どんなに伸びたでしょう!」と大喜びでした。

 

何事であっても、継続からしか「品位」は生まれず、それを楽しむのが「豊かな生活」ではないでしょうか。

 

 

 

出来るだけ早期に「品」のあるものに触れること

大人になってから「高級なもの」に触れても、値段が高い、から良いものだ、と思ってしまいます。騙されるのは、これ。

人生の早期に、そのときはわからなくとも「品」のあるものがあったら、人生は豊になるでしょう。

今でも感謝しているのは、学生時代に家庭教師をしていたお宅で、世界の美術品を見ることが出来ました。お料理も、材料が全く違います。

うちの親に話しても、それがどんなに凄いことなのかわかりませんでした。

その経験から、わからない人にはわからないんだなぁ、と思いました。(笑) だってね、その美術品を見たこともなければ、お魚やお肉がこんなだった、と言っても食べたことないんですもの。

人生を楽しくするのは、良質な知識を多く知ること、だと思います。良質な知識なのか、そうでないか、も「品」があるない、です。

 

先生のお名前を出さないのは

先生のお名前を出さないのは、先生の格を落としたくないからです。

先生には事前に、指導上の悩みをお話しました。こんなに練習していない生徒たちのレッスンをしていただくのは、本当に申し訳なく思っております。うちの生徒たちは、田舎のごくごく普通の生徒と親です。その事情をご理解した上で、ピアノを弾く上で「1ミリでも変わってくれたら嬉しい」とお受けしてくださいました。本当にありがたいです。

 

レッスンから日にちが経ちました。

それぞれに確かな成長が見られました。

浮いていた根っこ、どこに張っていいのかわからない根っこが、

しっかり水と養分を吸って成長している感じです。

こういう指導ができるのも、この先生だからこそ。

記:髙橋摩利子 2024年5月

mail:  harmonia.musik@gmail.com

TEL 08084933718

 

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マリコ

岩手県ピアノ教室【ハルモニア】高橋麻利子です。音楽を通して、子どもたち、お母さんも元気にしたい!食べること、犬、花、写真、絵画鑑賞、編み物が好き。頭の中は常に「次なに食べよ♪」。

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