庭のロココ
銅の花器は、英国の墨入れ 古いものです。
ピアノ・レパートリー・テストとは?
ピアノ教室ハルモニアのオリジナルです。
ピアノを習っていて、「なんか弾いてみて」と言われて、楽譜なしノーミスで弾ける曲がある、ということは、 常時コンクールに出場しているようなお子さん以外、まず、ありません。
長年、高校、幼稚園の先生を目指す学生に音楽の授業をしてきて、それでいいのだろうか、とずっと疑問に思って参りました。
どの子も、確実な力をつけたい、と年4回開催、春に53回を迎えました。
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いつでも いくつになっても弾ける曲がある! ピアノレッスン
いつでも弾ける ピアノの曲 ありますか? 幼稚園の先生を目指す学生たちにピアノを教えています。 一番最初の授業でアンケートを書いてもらいます。 ピアノを習ったことはありますか? 何年くらいやりましたか ...
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第54回 ピアノ・レパートリー・テスト
2022年7月9日(土)・10日(日)
教室
<テーマ>作曲の基礎
音楽理論の最も基礎的なところ、終止の形について勉強しました。
第55回 ピアノ・レパートリー・テスト
2022年10月10日(月・祝)
教室
ソルフェージュクラス 歌の発表、 朗読発表
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論文「読み・書き・ピアノ」「ピアノ・レパートリー・テスト」
「読み・書き・ピアノ」表現力を高めるピアノ指導法の研究~「レパートリー・テスト」活用でより豊かなピアノ表現を~2018年4月発表 専修大学北上福祉教育専門学校研究紀要 2009年 ...
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複数曲を続けて演奏し、止まらずに弾く、というのは難しいことです。
私はバロック、古典派を大切にします。
古典派をどう弾くか、でその人の力量がわかります。
優れたピアノ教師との出会い
教室を開講してまもなく、うちの生徒 小学1年生がバッハと古典派クーラウのソナチネをあるコンペで演奏しました。
審査員をなさっていた70代の先生が、「あの子の先生をここ(審査員室)へ呼んで来てちょうだい」と仰ったそうです。
その先生のことはよく存じ上げておりました。ピアノ指導者として大変高名な方です。
「あなたはこれから、バロックと古典派、これをきちんと指導なさい。
ああいう子は、色々(ショパンとか)弾きたがるけれど、そういう子こそ、バッハと古典派、よ。あの子も、あなたも楽しみだわ。」
私は24歳、岩手に帰ってきたものの、納得いかず(笑)、高校の講師と、ピアノ教師、演奏活動と眠る時間を惜しんで音楽に没頭する日々。
優秀な子たちとの出会いは、喜びでもあり、責任の重大さがのしかかります。
そんな不安があったときの出来事でした。
この子は、数々のコンクールで入賞、音楽大学へと進み、現在は遠く離れた地で活躍しております。
私へのアドヴァイスをくださったのが、毛藤先生(お茶の水大卒)、松岡淳先生の恩師です。
松岡先生は、藝大、藝大大学院、リスト音楽院、国際コンクールで優勝と華々しい経歴。なのに、とても謙虚。本物、の在り方は、松岡先生や毛藤先生の姿で学びました。
ピアノ指導はどうあるべきか、という指針も、このお二人から学ばせていただいたと感謝しております。
バロック、古典派を大事に指導する。
この姿勢は40年変わりません。
高校生までは、これをきちんと勉強すれば、ロマン派、近現代へと展開できます。
中学、高校まで華やかなロマン派ばかりやってきて、ハノン、古典派をほとんどやってこなかった生徒はかなり苦労します。基礎的なソルフェージュができない、考えて演奏する癖がない、のです。
本人が「なぜうまくいかないのだろう」と悩み、解決したい、と意欲があれば、どんどん変わります。
高校生のお母さま
〇〇のピアノは、前よりも指がよく動くようになって、以前は弾きこなせなかった曲も、よく弾けるようになっているように思います。
好きな曲も自由に弾けるようになって、本当にここまで続けてきて良かったね、と二人で言っています。
レパートリー複数曲を、まずはノーミスで演奏する
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第51回ピアノ・レパートリー・テスト:動画提出2回目、複数曲続けて演奏、「自己管理能力」を育てる
10月は30度になったり、山に初冠雪だったり・・ 気候の変化が激しかったです。 ご自愛ください。 ピアノ教室【ハルモニア】オリジナルの指導プログラム「ピアノ・レパートリー・テスト」。 コ ...
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まずは、ノーミスで複数曲を連続演奏する。
止まるには、その理由があります。
止まらないのには、その理由があります。
緊張するのは、誰でも同じです。緊張していないように見えるだけ、誰もが緊張します。その緊張をどう利用するか、なのです。
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ピアノ道☆「緊張して上手く弾けませんでした」を考える
6月は、ジューンベリーがたくさん採れました。レッスン室前にある木です。 「緊張」の話の続きをしますね。 「緊張して上手く弾けませんでした」 と口に出して言う子、気づいてみたら、うちのお弟子さんでそう言 ...
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2022年10月 生徒たちの練習
<中学3年>一日3回ずつ成功を毎日、ノートに書きました。メトロノームを使って、テンポが揺れないように練習した。自分で楽譜に書き込みをした所を繰り返し練習した。
<中学3年>一日3回、通して止まらずにできるまで練習した。
<中学2年>毎日5回、ひっかからずに弾いていた。
<中学1年>毎日、ひっかからずに3回弾いて練習しました。最初はやり直すことが多かったけれど、最後はあまり間違えずに弾けるようになりました。
<中学1年>通し→間違えた部分、曲ごとの練習→通しの流れで練習し、25回止まらずに弾けた。
<小学6年>一日に2回くらい、3曲続けて止まらずに弾く練習を、1週間に5日くらいしました。
<小学4年>上手くできていない所を部分練習しました。その後に通して練習しました。
高校受験までに、こうした積み重ねをして行くことは重要です。
学歴ではなくて、その人がどういう教育を受けてきた人なのか、お話すればすぐわかります。
コツコツと謙虚に生きてきた人が、ひっそり幸せなのですよ。
ピアノ教育を通して、人として成長したい、私も生徒と共に、です。
「幸せ」とは、感動をどれだけ重ねるか
音楽のコンクールは、他人に評価されます。
音楽教育をする際、気を付けるのは、他人の評価を自分の感動の有無にしてはいけない、ということなんです。
これは日々の練習の積み重ね方、自分とどれだけ冷静に分析できるか、ということ。
なんの分野でも、一流ほど自分の分析が凄い。それ以上でもなく、それ以下でもなく、自身をみつめる能力に長けています。他人の評価は、その後に足跡としてついてくる。
子どもたちに、感動を。
今回のレパートリーテストで、その初心をもう一度、振り返ることが出来ました。
小学生のお母さま
先生が練習の合間にピアノを弾いてくれ、すごかった!とえらく感動していたことがありました。
レッスンから帰って来るなり、興奮気味に教えてくれました。(笑)
間近で聴く本物の演奏に、感動し、憧れていたようでした。
そのような機会をありがとうございました。
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