レパートリーテスト 教室紹介 教室連絡 音楽教育

【ハルモニア】第48回ピアノ・レパートリー・テスト【象牙鍵盤は消毒可】 

2021年1月3日(日)北上さくらホール 中ホール

北上花巻ピアノ教室【ハルモニア】第48回ピアノ・レパートリー・テスト 記録です。


 

ピアノ教室☆勉強会☆象牙鍵盤は・・☆写真をブルートゥースで_d0165645_21131855.jpg

難しいことに
 
挑戦するから
 
価値がある
 

ホールでやる意味

ピアノは人の前で弾く経験を積まないと、上手くなりません。

上手くならなくても良い、弾ければ良い・・・今までそう言われたことが何度もあります。家に練習の楽器も必要ない、と。

昔は、親のどちらかがそう仰ってもレッスンをお引き受けしました。いつかはわかってもらえる・・わかってもらうことはなかったです。

家に楽器は必要です。

人の前で弾くことも必要です。

 

今、保育士を目指す学生たちにピアノを教えていますが、初めて1年後、全員、楽器の必要性、良いピアノで弾く必要性を感じ、学校の練習室に直行します。そして、みんなの前で緊張して弾いて、力が付いた、と喜びを感じています。

 

Q:  楽器は必要ですか?

イノダコーヒーのサバラン   こんにちは、岩手ピアノ教室【ハルモニア】高橋麻利子です。 お電話でお問合せの多かった質問です。   家で練習する楽器は必要ですか? はい、必要です。 ...

続きを見る

 

習う方にとって重要なのは、

 

 

人の前で弾く機会があること。

教える側が、より良い指導をするためにも、ステージで弾いてもらうことは、必要です。

 

私はピアノを聴くと、その人の性格&本質、学力(特に数学)、お家の中の様子、育ち・・・いろんなものが見えます。これは私の特殊能力らしいです。前世は見えません。(笑)

ステージで演奏してもらうと、それまで見えて来なかった色々なものが4~5倍見えるのです。それによって、これから先、どう伸ばしてあげたら良いか、見えて来ます。

「ピアニストになるんじゃないし・・」

 

ピアニストになるのではないから、この子はどのようにこれから歩んで行ったらよいか、お母さんと一緒に考えて行きます。

小さいころから教えた子が、高校3年生の3月までお稽古に来るのには、それなりの理由があります。

 

親Q: 部活とピアノ両立できますか?

こんにちは。岩手ピアノ教室【ハルモニア】高橋麻利子です。 「部活とピアノ 両立できますか?」・・しています。   このご質問は とても多く けれど 簡単に答えられることでもなく 「りんごとみ ...

続きを見る

 

 

昔は、力をつけてもらうために、コンクールを活用していました。コンクール大好き熱心な親が集まって来ました。

結果、どうなったか・・・コンクールに出る子と出ない子の力の差は歴然。子も親も私も・・ギクシャクし疲れ果ててしまったのです。

「先生はコンクール大事なんでしょうけど、うちの子もよろしく。」そんなお手紙が来てガ~~~ン。

※このお母さんとは今もやり取りがあります。こういうご意見ありがたい。お子さんは難関国立大一発合格、高校卒業まで続けました。

 

そこで生まれたのが「レパートリー・テスト」です。

 

 

ポイント

全員が最低でも年4回、人前で弾く機会を設けたことにより、コンクールに出ない子も、力をつけます。

論文「読み・書き・ピアノ」「ピアノ・レパートリー・テスト」

 「読み・書き・ピアノ」表現力を高めるピアノ指導法の研究~「レパートリー・テスト」活用でより豊かなピアノ表現を~2018年4月発表 専修大学北上福祉教育専門学校研究紀要      2009年 ...

続きを見る

11年続けたレパートリー・レパートリー・テストですが、2020年、コロナ禍により、延期をよぎなくされます。

 

 

コロナ禍でのホール発表経緯

高校3年生に、大きいホールで弾かせたかった

ピアノ教室【ハルモニア】は、年4回のピアノ・レパートリー・テストという勉強会をしております。

教室で行ったり、ホールを借りたり・・

2020年は、まず春の勉強会が延期となりました。

岩手はしばらく感染者ゼロでしたが、その状況も崩れ、ホールでの開催は難しい、と思っておりました。

・・・が、閃きました!

年末年始のホールって、誰もいなくね?

秋に借りていた小ホールをキャンセルし、広いホールを申込み。

ホールとは念入りに打ち合わせ。

その結果・・・

象牙鍵盤はアルコール消毒ができる

ピアノの象牙鍵盤は、アルコール消毒ができることがわかりました。

ピンチの時、いつも助けてくれる、さくらホールのS氏。S氏がその日も偶然いらっしゃいました。

同じ苗字のS氏は、調律の件で助けてくださいました。

さくらホールのダブルS氏に感謝、感謝。

今は、象牙をとることはできないから、貴重なフルコン。これを使ってやることに。

恐る恐る申込み書を配布したら喜ばれた

誰も申込みがなかったら、私が一日中弾きましょうかね、と思っていました。

コロナ禍でホール発表だなんて、マリコ先生、なーに考えてんだがわがんね、って言われると思っていました。

・・が、逆。

ピアノ教室☆通信☆「ゆとり」vs「隙」_d0165645_11363602.png

小学生のお母さま

「このような状況の中でも、きちんと対策をしながら企画していただき、ありがとうございます。励みになり頑張って練習しているようです。」

お母さま方には、ご来場者のお名前、年齢、連絡先を控えておくように連絡。

弘前でクラスターが発生し、高校でも「受験に行く生徒は気を付けるように」というピリピリした空気の中、準備をすすめました。

 

 

勉強会、今回のテーマは「アナリーゼ」

レパートリー・テスト(勉強会)は、毎回テーマを決めています。

今回のテーマは、事前に 自分の弾く曲を「アナリーゼ」(分析)する です。

ピアノを弾く人が、どれだけ自分の曲の分析が出来ているでしょうか。

何拍子で何調、形式は?

テーマの変化はどうなっている?

 

私の師が、東京藝術大の作曲科出身なので、分析は徹底的に指導を受けました。

私が若い時、東京で伴奏させて頂いたヴァイオリニストの方も、徹底した分析を行う方でした。

※大学卒業後、ずっと東京と岩手の行き来をしていました。

レッスンや練習でアナリーゼをすることは、本当に楽しいです。

 

アナリーゼが出来ていてピアノ演奏をしているかどうか、は演奏を聴けばわかります。

ポイント

アナリーゼがなされている演奏には、品位 が生まれます。

本番前のレッスンに、アナリーゼをやりますと、暗譜が随分ラクになったようです。今後もこれは続けて行きます。

 

 

当日の係は高校生

今、高校生は幼くなりましたね。

昔の高校生と比べてはいけませんけれどね、演奏会の資金面からプログラム、運営まで任せられた時代とは違います。

岩手県では初めて、高校生の海外演奏をしたのですけれど、あれは生徒が優秀だからできたこと。感謝しています。

今の高校生に少しでも、いろんな経験をさせたくて、ホール発表の係をしてもらいました。

昔なかった係の重要なものに「避難誘導」。これは東日本大震災以降、必須のものになりました。これも高校生にやってもらいました。無事終わってほんとに良かった。もし地震があったなら、ガラス張りのホールのガラスが落ちて来たら、と色々考えていましたもの。ありがとね。

今年新たに出て来たのは、アルコールの設置。これもすべて任せたら、ちゃんとちょうど良い所に置いていました。

なんでも子どもたちを信じて、やらせてみる、ですね。

ピアノ教室☆勉強会☆象牙鍵盤は・・☆写真をブルートゥースで_d0165645_21173674.jpg

 

先生のコメント

「レパートリー・ノート」というのを、生徒全員が使っていて、小さいときからのレパートリー曲を全部記録。先生のコメントも書いてあります。

今回は、感染症予防のため、そのノートを使いませんでした。

先生が一人ひとりにコメントを話しました。

マリコ先生、youtubeの再生は「標準」速度ではなく、1,25~1,5倍速。(時間がもったいねー)本を読むのも、モバイルで本を買うようになってから、もっと早くなってしまいました。それで・・本気で喋り出すと、凄い早口らしいの。その早口について来てくだった皆さん、ありがと。

会場の中に何人か、涙ぐまれてしまって・・良かったよね、やって。私も感動しました。

 

レパートリーテストを終えて~ブログ(dolce diary)より

旧ブログ dolce diary から転載です。

2021年新年3日、だ~れもいないホールでピアノ教室の勉強会をしました。

第48回 ピアノ・レパートリー・テスト

象牙鍵盤フルコンサート 使用

象牙鍵盤は、純度の高いアルコールで消毒できます! 水厳禁。
ピアノ教室☆勉強会☆象牙鍵盤は・・☆写真をブルートゥースで_d0165645_21160009.jpg

年の初めから準備してくださった、北上さくらホールの皆さんありがとう。

真っ青な青空ありがとう!

(私の行事はいつも晴れ☀ 雨が降っても移動のときは、ピタリと 止みます。フフフ・・)

いつも支えてくださる保護者の皆さん、卒業生の皆さん、ほんとにありがとう。

 

生徒のみんな、あなたたちは幸せな子です。

光と闇は共存できません。

あなたたちが光となりますよう、私はいつでもあなたたち一人ひとりを見守っているから。

※右手を突き出しているのは、パッチンしてるんじゃなくて(パッチン?なに?)ブルートゥースで自撮りしました。

2021年1月7日 記


現在、体験レッスン、月イチから受講可能なワンレッスンを承っております。詳細はコチラ

岩手県北上市・花巻市ピアノ教室【ハルモニア】★講師紹介

TEL 08084933718

ショートメールに入れてくだされば、こちらからかけ直します。

お問合せ

 

論文「読み・書き・ピアノ」「ピアノ・レパートリー・テスト」

 「読み・書き・ピアノ」表現力を高めるピアノ指導法の研究~「レパートリー・テスト」活用でより豊かなピアノ表現を~2018年4月発表 専修大学北上福祉教育専門学校研究紀要      2009年 ...

続きを見る

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

まりこ先生

岩手県ピアノ教室【ハルモニア】髙橋摩利子です。音楽を通して、子どもたち、お母さんも元気にしたい!食べること、犬、花、写真、絵画鑑賞、編み物が好き。頭の中は常に「次なに食べよ♪」。

-レパートリーテスト, 教室紹介, 教室連絡, 音楽教育

© 2024 岩手県北上市・花巻市ピアノ教室【ハルモニア】