明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
ベートーヴェンのソナタを2台ピアノで楽しむ
年末最後のレッスン、中学3年生、ベートーヴェンのソナタ。
彼の演奏に、オーケストラで演奏していることを想定し
私がもう1台のピアノで伴奏を付けました。
ポイント
古典派の作品は、オーケストラを想定すること
楽譜に書かれていない音を探ること
が重要です。
演奏後、彼は昂揚していました。
これこそが、クラシックピアノを勉強する醍醐味です。
ここまでくるために、どういう「スタート」だったでしょうか。
幼児期につける「習慣」
注意ポイント
ピアノは習い初めが 重要。
私自身の経験から、回り道をした悔しい年月と財(笑)があるために、ピアノだけではなく、習い事はなんでも習い初めが重要だと思っています。
東京の恩師へ伺うと、幼い子が美しい音と、訓練されたソルフェージュでレッスンしているのを目の当たりにします。幼児期で人生はかくも違うものか、と岩手へ帰ってくるわけです。(笑)
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この地でも、子どもたちがどこへ行っても恥ずかしくない教養とマナーを身に着けさせる、そう誓ってレッスンして来ました。活躍している卒業生たちが、「まりこ先生のところでピアノを学んで良かった、マナーを知らなかったらこの仕事はできなかった」と言ってくれるのは、私の生きる力です。
さて、彼の練習習慣は、幼児期(年少、3歳)からつきました。当時のお母さまからのお手紙です。
「毎朝、登園前までの朝ピアノができています。
手を洗い、一人でピアノの部屋に行き、弾いています。
週の半分くらい、親が隣に座ります。
練習後は、弾いた曲が頭の中を回るようで、
しばらく歌っています。」
幼児期の良い習慣が人生を左右する
ピアニストになるわけではありません。
ピアニストになるには、本人と家庭と様々な条件を必要とします。
なのに、なぜ小さいうちにピアノ習慣をつけるか、
「優秀な人は習慣化されているものが多い」という現実です。
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今レッスンしている子たちがこれから先、どのような環境で生きていくのか、
今より豊かであって欲しい、
それが私の変わらぬ願いです。
※豊かさ、とは、心、精神、知性のことです。
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2025年1月記 髙橋摩利子
グランドピアノ2台を使う完全な個人レッスン。
レッスン時間は、その生徒のためだけの時間です。