「しなければならない」
ではなく
「せずにはいられない」
”癖” をつけます。
こんにちは、岩手県ピアノ教室【ハルモニア】高橋麻利子です。
子どもにピアノ練習を毎日させるのが大変です!
昔、お母さんたちによく言われました。
それで必死に研究しました。
どうやったら子どもたちが自主的に練習するようになるか・・
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2020年「子どもたちが社会への繋がりを感じるピアノ学習のために」
研究論文 発表しました。 「子どもたちが社会への繋がりを感じるピアノ学習のために」 専修大学北上福祉教育専門学校 2019年度 研究紀要 2020年4月発行 ピアノ指導の一環として 取り入れた 合唱 ...
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私の日々探求は続きます。
子どもたちは、昨日と今日では違うのですから!
指導者が変われば、子どもたちは変わります。お母さんたちも変わります。うちの生徒は、岩手のフツーの子です。文化もありません。(バッサリ!)その子たちに、世界は広いのだ、ということを気づいてもらえるよう、子どもたちもお母さんたちも元気になってもらえるよう、日々、私が精進です。
「習慣化されるもの」が多い人ほど優秀
自分の人生、お子さんの未来を良い方向にしたいのであれば、良い習慣を身につける ことが一番です。
運命は変えられます!
「習慣化」の研究論文は、米国、英国、岩手大学・・たくさん出ています。
「習慣化」されるものの多い人ほど、勉強やスポーツ、優れているのです。
よく「できる人」って、なんでも出来るよなぁ、と感心することありますでしょ。
私の身近なところでは、友人や恩師たち。容姿端麗、頭脳明晰、性格も良し、センス抜群、経済力半端なく強い・・世の中には、こんな方たちも存在するのです。決して表に出て来ないけれど。私みたくブログなんぞ絶対書かない!(笑)インスタもやらない。(爆)
この方たちに共通するのは、「勉強」や「音楽」「スポーツ」が小さいころからの習慣であったこと。普通の人の何十倍、何百倍、という苦労をしているのに、それを「苦労」と思っていないこと。ほんとに素晴らしい!
5分でいい
あなたが毎日続けているもの、って何ですか?
ご飯食べる、歯磨く、寝る、風呂入る・・・書き出すといっぱいあります。
子どもたちの習慣の中に、「ピアノ弾く」が加わるよう、指導しています。
5分でもいいんです。
3日弾かないで1時間半練習した、はバツ。それより、ほんのちょっとでいいから自分のレパートリーを暗譜で正確に弾いてみる・・
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論文「読み・書き・ピアノ」「ピアノ・レパートリー・テスト」
「読み・書き・ピアノ」表現力を高めるピアノ指導法の研究~「レパートリー・テスト」活用でより豊かなピアノ表現を~2018年4月発表 専修大学北上福祉教育専門学校研究紀要 2009年 ...
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この「5分でいいから・・」も、海外の大学の研究論文で発表されています。
5分ってね・・・案外、長いの!私の習慣、犬のお手入れ。5分かかってないんだわね~(笑)
5分、タイマーかけてピアノやる、勉強する・・これも子どもたちに指導しています。
先生や親がついてないと練習できない、にしない
「ピアノを練習させるのが大変」なのは
自分で練習できない理由
- 一人で楽譜を読む、音を聴き取るソルフェージュ力がない
- 朝起きる、などの基本的生活習慣がない
- 接する大人が、コンプレックスを上手に昇華できていない
などの理由が考えられます。
楽譜を読めないから練習したくない
楽譜を読む、音を聴き取る・・そういう指導を「ソルフェージュ」と言います。
ソルフェージュの指導は、初めの第一歩、ピアノをはじめて弾く、ときから重要です。これを意識して指導するのと、飛ばして表面的に色々な曲を弾けるようにしてあげるのでは、もう、人生が違う、とさえ思っています。
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「ソルフェージュ能力を高める幼児期のピアノ指導法の研究」&音大受験を考える
岩手ピアノ教室【ハルモニア】高橋麻利子 2014年8月発表 「ソルフェージュ能力を高める幼児期のピアノ指導法の研究」 専修大学北上福祉教育専門学校研究紀要 自分で読譜できる ...
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↓の記事後半に、私が習った教室について書いています。小学生のとき、ソルフェージュをしっかり教えてくださる先生に出会って、変わりました。幼児のときからやった曲、全て最初からやり直しました!
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親Q: ピアノレッスンに 親の付き添いは必要ですか? <私の経験したレッスン>
ピアノレッスンで、親が同席できる教室とお子さんだけで行う教室があります。 ピアノ教室 親が同席、できるできない 親が同席するピアノレッスン ① 小さいお子さんのリトミックレッスン。親子で一緒にレッスン ...
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生活の基本的習慣が出来ていない
朝、起きる。ごはんを食べる。歯を磨く。「行って来ます」「ただいま」と言う。学校の宿題をする。ごはんを食べる。お風呂に入る。歯を磨く。寝る。・・・
この基本的習慣が出来ていない子がいます。
「ピアノと何が関係あるのですか!?」あるんですよ。大ありなんですよ。
毎日習い事に通って、食事は不規則、寝るのも不規則、親子の会話なし・・
現在、幼稚園の先生を目指す学生たちに教えていますでしょ。そうしたら、そういう子が今、凄く多いことがわかりました。お母さんたちがどうしていいかわからない、のです。それでね、お母さんと子どもたち一緒に元気にしてあげなくては、と考えが変わって行ったのです。
昔は、高校で教えていました。長くいたのは、地域で優秀な子たちの高校。そういう子は、生活習慣がきちっとしています。それが世の中全部、と「錯覚」していました。
生活習慣、つまり「習慣化」するものが多い子は優秀。
接する大人が、コンプレックスを昇華できていない
コンプレックスのない人なんて、いません!
東大出ても、藝大出ても、コンプレックスってあるようです。いえ、気が付くことが多いから優秀で、コンプレックスも通常の方より多いのかも知れません。
容姿端麗、性格良し、経済力あり、でも、どんな人でもあります。
コンプレックスをどう昇華するか、で幸せ度は変わります。
あなたのコンプレックスはあなたが解決しないと。他者に依存するとエンドレスになってしまいます。
ピアノの練習に、毎回びっちりくっついて指示する。お稽古を、週何回もに増やして指導する・・それは、もしかしたら大人側の問題、「コンプレックスを昇華させる」ために子どもに付きっきりになってしまうのかも知れません。
それについてはまたいつか書きます。
練習させる、ではなく、毎日練習できる子
「ねばならない」が多いと、息が詰まります。
「スカートの丈は何センチ」「靴下は何色」・・・
たくさんの「ねばならない」に囲まれた子どもたち。
プラス「ピアノは毎日練習しなさい」
・・・「うっせーわ!」(流行ってるらしいから、使ってみました)
当たり前です。私だって強制されたら嫌。楽しいから弾いているんです。最近は、頭が回らないときピアノ弾きますよ。すーっと色々なアイディアが浮かんできます。
色々な方が 「ピアノは脳に良い」 と仰っていますよね。これ、トシとった私だから、今実感できます。編み物の計算とかね、『ん~、わからない』となったら、ピアノ弾きますよ。そうすると頭動くの。ピアノやっていて良かったです。
ポイント
自分で 毎日練習できる子 に育てます!
その方が、親も先生もラクでしょ♪ そしてその子はきっと、幸せになる(^▽^)/
お読みくださり、ありがとうございます。
岩手県北上市・花巻市 ピアノ教室【ハルモニア】
TEL 08084933718